








遮熱塗料なら夏場の暑さも気にならない!
夏場の室内の蒸し暑さに悩んでいる方も多いと思いますが、遮熱塗料を使うと暑さが軽減されます。屋根の塗装業者でも遮熱塗料をおすすめすることがありますが、その効果や費用について気になることをまとめました。
室内が暑くなりやすい建物とは?
暑さ対策は屋根の部分に施すと、劇的な効果が得られることがあります。ここでご紹介するのは、遮熱塗装です。遮熱塗装を行うと、表面温度が20度も下がります。今お住まいの建物でも、真夏の暑さに耐えられない、という方は、今すぐ遮熱塗装をおすすめします。
室内が暑くなりやすいお住まいといえば、金属屋根のお家、天井が吹き抜けのお家、二世帯住宅などでリビングが2階や3階にあるお住まい、スレート屋根のお住まいです。瓦には塗装しませんので、瓦屋根以外の屋根材を使った建物ならほとんどの屋根材で遮熱塗装が可能です。
遮熱塗料の効果とその費用
遮熱塗料による屋根の塗装工事を行うと、屋根の表面温度では15~20度にまで下がります。室内はそこまで下がりませんが、体感温度ではっきりとわかるほどの効果が期待できます。暑さで悩んでいる方や外壁塗装と同時期に屋根の塗装に遮熱塗料を使った屋根の塗装工事を実施するのもおすすめです。
遮熱塗料は、さまざまなメーカーから販売されています。遮熱性能以外にも、豊富な色のバリエーションや汚れがつきにくい塗料なども販売されており、1平米あたりの単価では、2500~4000円程度が遮熱塗料単独の価格相場になっています。
遮熱塗料以外にできる夏場の暑さ対策
夏の暑さ対策には遮熱塗料がおすすめですが、他にも遮熱機能つき屋根材や遮熱シートなどもありますので、比較する際に検討してください。遮熱機能つき屋根材は、1平米あたりの単価では1万~1万3千円です。工事費用総額が100万円を超えます。新築で家を建てる場合で、予算にも余裕があるならおすすめです。葺き替えですと、総額で150万円以上の高額費用になるでしょう。
遮熱シートは、材料費のみなら非常に安く1平米あたりの単価では、500~800円程度で済みます。夏だけでなく、冬場にも有効で、断熱性能も期待できます。工事は屋根裏や屋根の上に敷いて、専用のテープやステープルで留め付けします。
予算に余裕がない場合は、遮熱シートを検討してもいいでしょうが、一定期間たてば屋根の塗装メンテナンスは必ず必要ですので、再塗装時に遮熱性能のついた塗料を使って再塗装を行うほうが現実的です。他にも冬場の寒さ対策も考えるなら、少し価格が上がりますが断熱塗料が有効です。
AKIHIKO ICHIKAWA