屋根工事や外壁塗装などでトラブルになるケースは決して少なくありません。ぼったくられたり 塗料がすぐ剥がれてしまったり、シーリングがすぐ劣化してしまったりなどこういったケースのトラブルは増えています。今回はトラブル事例を紹介してトラブルに遭わないための対処法をご紹介したいと思います。
作業費用があまりにも高い
作業費用が高いのははじめに提案された時にはなかなか気が付かないものです。作業が完了して終わってから詳しく調べてみると平均的な相場よりも大幅に価格が高いというケースがあります。 ですがこういったケースによくあるパターンで「作業が終わっているので返金はできません」 と言われることが多いみたいです。
ぼったくりを防ぐためには目安の金額を覚えておくのが効果的
外壁塗装(30坪) 40~80万円
屋根塗装(30坪) 20~60万円
外壁+屋根塗装(30坪) 60~120万円
が塗装の大体の目安になります。これより明らかに2~3倍高い場合はぼったくりと考えてよいでしょう。その場合は即決するのではなく、違う業者にも相談してみましょう。 不明な値引きが多い場合も疑ったほうがよいです。
外壁塗装がすぐ剥がれる
外壁塗装工事から1年しか経っていないのに「すぐに外壁が剥がれる」 このようなケースも多く原因は元請け会社が安い金額で受けて下請け会社に流すので、塗料の量を削減したり、工程を無視したり人件費を削減したりするので、結果手抜き工事になり外壁が剥がれたりします。
こういった場合の対処方法
まず先ほどの目安と比べ、明らかに作業の費用が安すぎる場合は必ず何かしらの理由があります。安いからと言う理由だけで決めてしまうのは危険です。
それでも契約してしまった場合は施工業者はどのような業者でどのような実績があるのか、ホームページなどがある場合はそちらも合わせて確認するようにしましょう。
また塗装缶は何缶使用するのか?何度塗りするのかなども面倒ですが、確認するようにしましょう。また作業工程、内容を写真などに撮ってもらって、作業内容を管理するようにしましょう。
雨漏りの特定がされないまま屋根塗装されて雨漏りが改善されない
雨漏りの原因は屋根が割れているから、屋根材が浮いているから、塗装が剥がれているからなどの理由だけではなく複雑なものもあります。なので「とりあえず塗装で治ります」みたいな提案の場合雨漏りが改善されず、塗装費用だけを払うことになりかねません。 きちんと原因を特定して、さらにその原因を説明してもらえる業者を選びましょう。
AKIHIKO ICHIKAWA