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- 内装クロスの塗装塗り替え
出典:https://s.webry.info/
住宅の内装ではクロス(壁紙)を使用することが多いとは思いますが、外壁と同様に内装も塗装や塗り替えを行うことがあります。クロスにするか、塗装にするかは、自由に選べますし、それぞれにメリットやデメリットがあります。
壁紙の塗り替えをお勧めする理由
お部屋の壁紙、内装には、塩化ビニル系のクロス(壁紙)が使用されていることが多いと思います。改装時や定期的にこの壁紙を貼り替えることで、新築同様の内装のお部屋に生まれ変わります。
ところが、壁紙の貼り替えは、手間や時間もかかります。クロスをきれいに剥がすことは難しく時間がかかってしまいます。さらに既存の壁紙の撤去後の焼却廃棄などによる環境汚染も問題となっています。そこで、古いクロスの上に新しい塗料により塗り替えを行う工法をおすすめしています。
塗り替えのメリットとデメリット
壁紙の貼り替えではなく、塗り替えを行うことで、廃材が出なくなり、地球環境保護にも役立ちます。そして、お好みの色やデザインに仕上げることができ、壁紙の種類を選ぶよりもさらに自由度が高くなります。吹き付けやローラー塗りなどの多彩な表現が可能となっており、様々な模様も自由に表現できます。
塗料の機能にもよりますが、抗菌性やホルムアルデヒド吸着分解などの各種機能を備えた、安全な水性塗料を使います。逆に防水性を持たせた壁をご希望なら、油性塗料を使います。気になるシンナーのニオイも塗料の乾燥後は全く気にならないようになっています。しかし、住み始めには、多少ニオイが残ることがあります。
塗り替えであれば、クロスのつなぎ目も気になりません。デメリットは、クロスから塗装に変える場合に、いったんクロスを剥がし、下地処理を行うことがあり、工程が増えると、何度も重ね塗りが必要です。クロスから塗装に変える場合の費用も割高になります。
かかる費用は壁紙よりも塗装のほうが高額です
壁紙は、大量生産された既製品を使うことが多く、資材そのものの値段はかなり安く抑えられています。一方の塗料による塗装は、費用が割高になります。さらに壁や天井の素材に合わせた作業が必要になり、施工費がかさみます。
大規模なリノベーションやデザイナーズ物件など、壁や天井において、好みの色や他にはない質感を求めているなら、多少の費用と手間をかけても、塗装による内装クロスの塗り替えを行うケースが増えています。
AKIHIKO ICHIKAWA