出典:https://www.tsujitosou.jp/blog/paintdiary/7657/
自宅にも雨戸やシャッターを設置している一般住宅も増えています。シャッターも屋根や外壁と同じように劣化しますので、汚れや錆びの発生は避けられません。美観の問題もありますが、シャッターの塗装メンテナンスの必要性について検証していきましょう。
シャッター塗装の問題点
シャッターの塗装では、シャッターとシャッターボックスの塗装が必要となります。シャッターの場合は、開閉動作があるため、塗装をしても剥がれやすくなるという問題点があります。しかし、シャッターにも耐久性を高める錆び止め対策や美観維持のための塗装が必要です。
シャッター塗装の問題点は、塗料の厚みがある場合やシャッターの素材により密着性が低いときは、塗料が剥がれたり、シャッター開閉時に正常に動作しなくなったりすることです。こうした理由から、シャッター塗装は、塗装の専門業者に依頼すべきであることがよくわかります。
塗装すべきか?交換すべきか?
トタンなどの材質で作られたシャッターは、錆びが発生しやすいので塗装が必要です。しかし、アルミやステンレスといった素材のシャッターは、錆びにくい性質を持った素材です。経年劣化したシャッターは、10~30万円で新品に交換することができます。シャッターボックスは、交換修理代が高額ですので、トタンやアルミなどの素材に関係なく、通常はコストの低い塗装を行います。
シャッターの塗装作業の流れ
シャッターの塗装メンテナンスは、通常5~10年ごとに行われます。単独で行うのではなく、外壁や屋根の塗装と同じタイミングで実施すると費用が割安になります。シャッターの塗装作業は、ケレンによる下地処理、洗浄作業、下塗り(錆び止め)、中塗り・上塗りの順番に行われています。
DIYよりも塗装専門業者に依頼するのがオススメ
シャッターの塗装作業は、足場を使うことがなく、時間をかけてじっくりできるのでDIYで済ませてしまいたいと思うかもしれません。しかし、汚れや錆びの除去を丁寧に行う「ケレン」はとても重要です。塗装表面に傷をつけ、塗料の密着性を高めるケレンは、重要な作業工程ですので丁寧に行う必要があります。下塗り塗料は、錆び止め効果の高い塗料を選択してください。
シャッターの塗装費用の目安は、1平米あたり1500~3000円です。2階などの高所作業では、足場代が別途必要になることがあります。この場合は、1平米あたり600~800円程度です。
AKIHIKO ICHIKAWA