出典:https://reform-journal.jp/iroerabi-168
外壁塗装の色選びで迷ったらツートンカラーでイメチェン!
外壁塗装や外壁リフォームといえば、そう頻繁に行うものではありませんが、建物の劣化を防ぎ、効き目の薄れた古い塗料の防水性能を新しい塗料で塗装して再び機能させるために、定期的に行う重要なメンテナンスの意味を持っています。
もちろん、外壁塗装工事は、機能面以外にも外観のイメージチェンジにもなりますので、美観を大幅に向上させる目的で外壁塗装を行うケースもあって、同じように塗装工事を行う場合でも多くのメリットをもたらすような結果になることが望ましいと考えられます。
機能面や外壁の保護効果だけを考えている方が塗装工事を実施すると、これまでと全く同じ色を重ねて塗るような外壁塗装工事になってしまうことが多く、最も無難な形で終わってしまいます。
気分を一新したい、より新しくてよりきれいな外観に変えて、美しい外壁を維持したいと思う方なら、値段の安い耐久性の低い塗料を選んだとしても、短期間で何度も色を塗り替えることも可能ですので、考えようによっては、低価格帯の塗料を選ぶことがメリットにつながることもあります。
たいていは、全面一色、同じ色で塗装するパターンが多くなってしまうようですが、1階と2階で色を分けてツートンカラーにする方法もあって、以前とは印象をガラリと変えることもできます。
外壁塗装業者でも、全体の統一感を重視した「ツートンカラー」をおすすめすることが多いので、単色での塗装との比較や参考までにツートンカラーの外壁塗装の話を聞いてみてもいいでしょう。
おしゃれに見えるツートンカラーの組み合わせやパターンってある?
ツートンカラーの外壁塗装は、2色以上の色を上手に組み合わせることができれば、他のお住まいとの差別化を図ることができ、さりげなく個性を演出しながらしっかりとセンスを盛り込んでおしゃれにも見せることができます。
塗装工事を実施するだけでも外観が以前よりも美しくなるのは言うまでもありませんが、何よりも遠くからマイホームを見たときに、目に飛び込んでくる姿が以前と違ってとても印象深いものになっています。
ツートンカラーのよくあるパターンとしては、1階と2階の外壁の上下で塗り分ける方法やベランダやバルコニーがあるお住まいなら出っ張り部分や凹み部分で色を塗り分ける方法なども定番のパターン成功例としてよく採用されているため、メリハリの効いたお住まいになってイメージも格段に向上します。
ツートンカラーの色選びでの注意点を簡単にご説明すると、人気の白を使う場合は汚れが目立ちますが、ツートンカラーでも白系とグレー系の2色を組み合わせて使うと、コントラストがよりはっきりとするようになって、上品で落ち着いたイメージに変えることができます。
また、真っ白のような色を使わずに、オレンジ色とクリーム色といった微妙な色の濃淡をつけてご自宅を彩るようにすると、温かみや柔らかさなども演出でき、少し異なる印象にも変えることができるでしょう。
色選びでは、いろいろな色を試せるカラーシュミレーションの活用がとても重要です。
何度もカラーシミュレーションを行ったうえで、納得の行く色を中心にした自分好みのツートンカラーの組み合わせで外壁塗装を依頼すると、ご自身の理想に近いような塗装やデザインの外壁へと生まれ変わることでしょう。
AKIHIKO ICHIKAWA