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外壁塗装で使う弾性塗料は適切な使い方で効果を発揮!
公開日:2020年01月21日 カテゴリー:長泉町下土狩


外壁塗装で使う弾性塗料は適切な使い方で効果を発揮!

長泉町の外壁塗装


 弾性塗料は、ゴムのような性質を持つ柔軟性のある塗料のことで、塗装の効果を高める目的で外壁塗装工事でもよく使用されています。弾性塗料は、使う場所や工法を誤ると工事後のトラブル発生が増え、劣化症状が始まるのも早くなってしまうので、取り扱いには特に注意してください。



弾性塗料の主な特徴や他の塗料との違い


 弾性塗料とは、塗膜が伸び縮みして柔軟に対応できる「弾性」という性質を持つ塗料のことです。外壁用の塗料のほとんどは、シリコンやフッ素などのベースとなる樹脂に硬化剤を配合し、柔軟性や追従性を高めています。

 外壁用塗料の中でも、弾性塗料と呼ばれる塗料の多くは、外壁材のひび割れによる塗膜のひび割れの発生を予防する目的で使用されています。

 強い揺れや振動などで外壁材にもひびが入ることがあり、継続して強い力が加わるとひび割れも拡大して、塗膜にも影響を与え、ひび割れを発生させてしまうことがあります。

 弾性塗料は、サイディングボードよりもひび割れが起こりやすい性質を持つモルタル外壁やコンクリート外壁などで使われることが多くなっています。

 塗料の種類を一般的な塗料としての硬質塗料と弾性塗料という形で分類することがあります。

 さらに、伸び率の違いにより、弾性塗料の場合も、微弾性塗料と弾性塗料の2種類に分けることができます。例えば、伸び率が120%以上なら弾性塗料、50~100%なら微弾性塗料という具合に分類されています。



弾性塗料を使うと効果のある箇所とは?


 弾性塗料が適している外壁材といえば、例えば、モルタル外壁などが挙げられます。実際にモルタルの塗り替え工事では、弾性塗料がよく採用されています。

 地震による揺れ以外にも、大型トラックの通行による少しの振動でも頻繁に往来が続き揺れが継続すると、建物や外壁にひび割れが入り、少しずつ拡大していきます。

 建物が丈夫でも強い揺れや度重なる揺れが続くと、力をうまく逃がすことができない環境なら、外壁材や塗膜にひびが入り易い状態です。

 地震の多いエリアやトラック・車の通行が多い場所でモルタル外壁を使っている場合は、微弾性塗料や弾性塗料を使うと、振動によるひび割れの発生を防ぎます。

 その理由は、多少の揺れなら、弾性のある塗膜が柔軟に追従するため、外壁材や塗膜のひび割れの発生を防ぐことができるからです。

 外壁材にまで被害が及ぶような大きくて溝の深いひび割れを発見したら、適切なシーリング補修を施した後に弾性塗料を使って塗装します。



窯業系サイディングボードには使わない弾性塗料


 モルタル外壁に対して、弾性塗料や微弾性塗料を使うのは一般的ですが、窯業系のサイディングボードで弾性塗料を使うことは一般的ではありません。その理由は、下地に熱がこもると塗膜が膨れやすくなる性質を弾性塗料が持っているからです。

 サイディングボードは、熱を溜めやすい性質があり、湿気や熱により柔らかい塗膜が内側から膨らんでしまうことがあります。

 そのため、窯業系サイディングボードには、弾性のある塗料よりも硬質系の塗料で塗装したほうがよいということになります。

 モルタル外壁にはありませんが、サイディングボードとサイディングボードの間の目地には、シーリング・コーキング材を充填しています。

 目地に使われているシーリング・コーキング材は、主にボード同士の衝突や水分の浸入を防ぐ目的で使われています。目地専用のシーリング・コーキング材でなければ、目地部分の隙間を埋めることはできません。



弾性塗料の仕上げ工法は3つ


 外壁塗装の下塗り材では、主にシーラーやフィラー、微弾性フィラーなどが使用されています。

 下塗り材とは、上塗り塗料との密着度を高める目的で使用されている塗料のことで、塗装作業になくてはならない存在です。

 下地の傷みが通常よりも激しくそのままでは塗装しにくい時は、平らにするためにフィラーを使います。

 一般的な住宅の外壁の塗り替え工事で弾性塗料を使用する場合は、「単層弾性仕上げ」といって、下塗り材にシーラーを使い、中塗り、上塗りに弾性塗料を使用する工法が採用されています。

 屋上やベランダの防水工事では、防水性が向上する5工程の「複層弾性仕上げ」工法で施工されています。

 この工法では、中塗りに弾性塗料を2回使用し、上塗り塗料も2工程に分けていますが、弾性塗料を使用し、塗装工程も増えるので施工料金がアップします。

 通常よりも厚みのある塗膜が形成でき、防水性能を高めて、耐久性を大幅に高めることができます。

 下塗り材に微弾性フィラーだけを使用する工法なら、低コストで施工可能ですが、追従性や耐久性などは他の工法に比べると少し劣ってしまいます。

 この場合は、3工程のうち下塗り工程だけに弾性の下塗り材(微弾性フィラー)を使用する「微弾性塗料仕上げ」工法となります。

 

 

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