外壁塗装で失敗しないために工事全体の流れを知ろう
外壁塗装を初めて依頼する場合は、運が悪いと失敗したり、詐欺にあったりします。そのような失敗を避けるためには、よくある失敗事例を知り、工事全体の流れなどを知る必要があるでしょう。
よくある失敗事例
外壁塗装工事でよくある失敗事例をいくつかご紹介しましょう。外壁塗装工事の必要性は、訪問業者により気づくことがあり、話の上手な営業マンに出会うと、人の話を信じてしまい簡単に契約を結んでしまうことがあります。
言われるがままに行う契約はやめておいたほうがいいでしょう。塗装や業界に関する知識がない状態で即契約を結ぶのは危険です。悪徳業者はどんな業界にもいて、いつでも知識のない一般人を狙っていると思っていただいていいでしょう。
塗装工事の相場価格を知らずに、激安価格で仕事を依頼してしまうと、手抜き工事が行われやすくなります。腕のいい職人を使うことができませんし、欠陥工事も行われやすくなりますので注意が必要です。
他にはよく知らない実績のないオリジナル塗料の使用、工事前全額前払いの塗装業者なども、工事契約前に気づくことができますので、いったん契約は保留にしたほうがいいでしょう。
外壁塗装の必要性を知る
外壁塗装工事を行う目的を再確認してください。塗料の塗膜には外壁を保護する重要な役割があります。経年劣化により、太陽光の紫外線や雨風によるダメージが蓄積し、塗装が剥がれたり、ひび割れしたりします。定期的なメンテナンスとしての塗装はもちろん、修理が必要な箇所が多い場合も塗装が行われます。
お住まいに外壁塗装が必要かどうか？
外壁の劣化状態は、ご自身でもセルフチェックが可能です。訪問販売の営業マンにも対抗できるように、正しい塗装に関する知識を学ぶ必要があります。急ぐ必要はありませんので、屋根や外壁に関する正しい知識を知るようにしましょう。
外壁塗装工事の工事相場や予算を確認する
予算がない場合は、ローンを組んで塗装工事を行う必要があるでしょう。塗装工事にいきなり大金を用意できる人は少なく、日頃から計画的に貯蓄・積立を行う必要があります。
屋根や外壁などの塗装工事や修理工事に関する費用の相場をよく知り、貯蓄分やローン分を組み合わせての塗装工事が可能かどうかを判断しましょう。外壁の劣化状況がひどい場合は、塗料のグレードを落としてでも塗装工事をしなければならない場合があります。
外壁塗装工事の優良業者選び
手抜きや不正をやっていない優良業者選びはとても重要です。塗装のプロに工事をお願いすると費用が高くなりますが、塗装専門業者なら大手企業よりもリーズナブルな工事をやってくれます。
優良業者を絞るために、複数業者への相見積りは必要な手続きです。最後は、現地調査による適正な見積りをしている優良業者を選ぶようにしてください。
塗装工事の流れと完了時の確認
契約前や工事前など、塗装工事の流れを再確認し、手抜き工事や不正が行われないように、それぞれの工事項目や内容について確認していきましょう。塗装工事の流れには基本となるルールがありますので、その流れに沿って工事が行われるかどうかもしっかりと確認してください。
契約前に工事をする業者はありませんので、急ぐ必要はありません。工事中、工事完了後も気を抜かないようにしましょう。確認漏れが後のトラブル発生の原因となることがあります。塗装業者にも迷惑をかけないように、確認作業はその都度しっかりと行うようにしましょう。
AKIHIKO ICHIKAWA