3回塗り直すことの意味
公開日:2016年12月08日
カテゴリー:沼津市東椎路
外壁塗装には住宅の綺麗さを保つだけでなく、住宅の寿命を伸ばすという役割もありますが、塗装が劣化した時に塗料を塗り直せば、新築の時と同じような見た目を取り戻すことができます。
そんな外壁塗装には、下塗り、中塗り、上塗りといった3回塗りが基本となっており、下塗りの段階では無色の塗料か有色の塗料を使用し、中塗りと上塗りは基本的に同じ色の塗料を塗るといった形になっています。
下塗りには役割があり、外壁と中塗りの塗料の密着性を高める接着剤のような役割と、下地の劣化により塗料の吸収を防ぐという2つの役割を持っています。次に中塗りの役割は、上塗り前に塗料を塗ることで外壁の色を理想の色に近づけるという役割を持っていますので、上塗りの下地の役割を担っています。
そして上塗りは外壁の色や見た目そのものになりますので、外観の役割を持ちます。下塗りや中塗りもきれいに塗らなければ、上塗り時に凹凸ができてしまいますので重要ではあるのですが、最終的に見た目を決めるのは上塗りなので最も重要な工程になります。
塗装というのは3回も重ね塗りをしますので、手間はかかりますが、耐久性を高めることにつながりますので、非常に重要な作業になってきます。3回塗り直すことにはこのような意味があったのです。