出典:http://www.thesystem.co.jp/product/zumensample.html
塗装前におおよその塗装面積を知る簡単な方法があります。実際の現場では、施工業者が現地調査を行い、メジャーで正確に測っています。塗装工事の価格は、面積の大小により、大きな差が生まれます。おおよその塗装面積を知りたいときに便利な方法がありますので知っておくと便利です。
おおよその塗装面積を計算するときのポイント
標準となる建物は、2階建て総二階の塗装面積と想定しています。 おおよその数字は、延べ床面積から計算します。延べ床面積は、その建物の全ての床の面積のことです。
2階建てなら1階と2階の床の面積を合算したものです。 家を購入したときに渡された設計図に面積が記載されています。 もし、面積がわからない場合は、総坪数を3.3倍したものを延べ床面積として考えるようにしてください。
外壁面積を自分で計算できると、見積り書の坪数や面積、金額などがおおよそ正しいのかどうかが判断できるようになり、悪徳業者にもひっかかることはありません。
塗装工事を依頼する前には、複数業者に見積りを取り、塗装面積が正しいのかどうかを判断するようにしましょう。 そして、屋根の面積も同様に考えるといいでしょう。
外壁塗装の面積
外壁塗装面積は、延べ床面積、家の周り(外周)、図面などから計算することができます。延べ床面積による計算 各階の床の面積を合計し、壁面積の係数(1.2)をかけて計算します。
この計算では、床の面積や坪数がわかっていれば面積の計算ができます。簡単に計算できますが、計算した数字は、実際の外壁面積よりも少なくなることがあります。
家の周り(外周)による計算 家の1階部分の外周×1階部分の高さ(m)×2倍(2階建ての2倍)×0.8(塗装しない部分) で計算できます。 ※0.8は、外壁の面積全体から塗装しない部分を2割あると仮定し、全塗装面積が8割であるという考え方です。
家の1階部分の外周を計算するには、坪数や床面積から、面積、床の外周を計算します。 1平米は、約3.3平米です。 外壁塗装業者は、計測機器を用いて実際に外壁面積を計算したり、図面を用いて面積を計算したりして正確に面積を計算しています。
屋根塗装の面積
屋根の面積は、もっとシンプルな計算方法になります。 屋根塗装面積=床面積×1.5 で計算できます。屋根の塗装面積のほうが、外壁塗装の面積よりもシンプルに計算できます。 これは、屋根塗装の面積は、床面積のおおよそ1.5倍であるという考え方です。